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第26話 逃亡生活(4)

مؤلف: 酔夫人
last update تاريخ النشر: 2026-05-31 11:02:45

数日後、ラーシュから手紙と本が届いた。

手紙には短い時候の挨拶と金貨が一枚。

ただ一緒に届いた本にサラリアは驚いた。

その本はドラコニアのあの図書室で、途中まで読んでいた恋愛小説だった。

王女と騎士の身分違いの恋という、いかにも少女向けの物語。

いまでは恋が、それも身分違いの恋があんなふうに綺麗なものではないことは知っている。

でも本を手にした瞬間、胸の奥が少しだけ温かくなった気がした。

.

それ以来、ラーシュから時折手紙が届くようになった。

頻繁ではなく、忘れた頃に届く程度。

頻度も周期も決まっていないのに、不思議と手紙が来ない期間が長くなるとサラリアはそわそわしたりした。

別に待っているわけではない、そう自分に言い聞かせながら郵便配達の足音に反応してしまう。

もうこないかも、そう思うとなぜか届く手紙。

そんな風にくる手紙に、サラリアも毎回ではなく気紛れに返事を書いた。

返事といっても

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  • 番の心がわり   第14話 騎士の兄弟(2)

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  • 番の心がわり   第13話 騎士の兄弟(1)

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  • 番の心がわり   第12話 偽者の番(3)

    「サラ、何をした?」ラーシュの声は静かで、そこにはラーシュが常にサラリアへ向けていた熱も甘さもなかった。あれほど優しく自分を見つめていた藍色の瞳が今は罪人を見定めるように揺れている。そんな氷のように冷たい目をサラリアは初めて向けられた。その視線にサラリアは一瞬だけ息を詰まらせた。本能的に恐怖を感じると同時に深く傷ついた。愛されていた相手から向けられる疑念ほど人を傷つけるものはない。しかしサラリアは後宮で学んでいた。誰も助けてくれない場所では、自分だけは自分を信じなければならない

  • 番の心がわり   第11話 偽者の番(2)

    目を覚ましたとき、サラリアがまず感じたのは金属が錆びたときのような臭いだった。ぼんやりした頭で体を起こし、ようやく自分が床に倒れていたことに気づいた。そのくらい、何が起きたのか理解できていなかった。顔にかかる髪を退けようとして、手のひらについた血に気づいた。真っ赤な血に対する反射的な恐怖心で動いたとき足が何かを蹴った。からんと金属音が響いた。視線をそちらに向けると短剣が床に転がっていた。その刃には血がべったりと付着していた。サラリアは一瞬呼吸が止まったが、視線はゆっくりと動いていた。

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